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サハフ情報相:ニュースの林(レオタード王国提供)サハフ
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この頁はCNNやTBSが見られないようなしかけがしてあります:レオタード王国宰相ポチョムキン

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報道関係の方

あたりまえのニュース、つまらないニュース、もう聞きたくないニュース、
誰もが知っている嘘ニュースをご希望の方はニュースサイトへどうぞ。
ここは真実を伝えるサハフ氏の頁です。
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注:あまりの馬鹿らしさに次の回を読む気のない方はお読みいただくなくて結構ですということは、
すでに最初から申し上げております。
そこにいるあなた、文句たらたら、馬鹿らしいだなんだと苦情をおっしゃるのでしたら、次回からもう、
このサイトへはおいでにならないで下さい。
ここはレオタード王国です。
文句を言ってまでご入国なさる必要はありません。

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ここはサハフ1-10
から  から
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5/7
レオタード王国国営ラジオ「ニュースの林」
「イラクのお金はイラクのもの」

クサイ氏、1200億円相当持ち出し=イラク中銀から開戦直前−米紙」
と騒ぐアメリカの馬鹿新聞はなにを言っているのか。
イラクの大統領の息子がイラクの中央銀行から10億ドル引き出したのは、
アメリカによる盗難を防ぐ目的なのだから、正当な行動でした。
イラク人のお金をイラク人がどのように使おうとしまおうと、どうしようがイラク人の勝手
です。
それより、アメリカ人兵士が、6億ドルの紙幣を見つけてしまったことの方が問題で、
アメリカ人により持ち出された我々のかけがえのない財産をいかに取り戻すかの方が
先決です。
マクドナルドの店員より低い給料のアメリカ人兵士は貧困ライン人ですから、札束なんか見ると感激してしまい、あらぬ行動を起こすものです。
イラクのお金はイラク人の手で管理させてもらいましょう。
なにをしようとイラクの勝手でしょ。
イラクよ永遠なれ!

     レオタード王国情報相モハメド・アイード・アル・サハフ
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5/6
レオタード王国国営ラジオ「ニュースの林」
「白装束の活躍に期待する」

「5月15日人類が滅亡する。タマちゃんを救出すれば助かる」と主張するホワイト・コスチューム・グループが、
「5月15日人類が滅亡する。バグダッド動物園の動物を救出すれば助かる」というメッセージを
全世界に伝えるため5月9日にイラク入りすることが情報筋より明らかになりました。
これまで幸せに暮らしてきた動物たちが、この間の戦争により、悲惨な状態に陥ったことは
世界の知るところです。
このユニークな団体をあたたかく見守りたいと思います。
ホワイト・コスチューム・グループのことを日本の報道は変人集団、狂人扱いしているようですが、
見事なまでにカラー・コーディネイトされた衣裳や小道具、動物の命の尊さを説く点を考えると、
なぜこの団体がアブナイ人々の集団なのかという非難の根拠が見あたりません。
むしろ、非難されるべきは、自分たちと違う主張を持つ人々を、異端とか、狂人とか、犯罪者と
定義づけてしまう単純な判断基準にあると思います。

タマちゃんは立派な市民権も持つ有名人(獣)であります。
タマちゃんのことを想う人々は多くいるのですから、人と違うやり方で愛情表現しようと行動に出てもなんら非難されることはありません。
また団体の衣裳にしても、ショッキング・ピンクやヒョウ柄やドット柄ならアヤシイとかアブナイとかおかしいとか思われてもいたしかたありませんが、美しい純白の真っ白なのですから、大騒ぎする必要はないでしょう。
どうぞ、頑張って下さい。今後の活動に期待します。


                レオタード王国情報相モハメド・アイード・アル・サハフ
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5/5

レオタード王国国営ラジオ「ニュースの林」
「十字架を背負ったゴミさん」

今回の毎日新聞アンマン事件で一番喜んでいるのは、アメリカです。
やったあ、これで、日本が全部非難を引き受けてくれるというのがアメリカの正直な気持ちです。
これまでアメリカは解放者を気取ったわりには、報道関係者が
イラクからお宝や美術品を持ち出し、税関で見つかり窃盗罪に
問われて、国際社会から非難を浴びて、肩身の狭い思いをしていました。
しかし、ゴミさんのお陰でアメリカはすべての罪から解放されました。
ゴミさんは、すべての悪人の罪を自分がひとりでかぶったキリストといったところです。
ゴミさんには感謝の意を表して、ホワイトハウスからお礼の品が
新聞社に贈られているそうです。
ゴミさんには誠にお気の毒なことです。
ここにレオタード王国として正式に遺憾の意を表します。
これが新聞社だから金銭的な補償問題も社が責任をもって
できるので、やったのが報道記者で本当によかったです。
これが、軽い気持ちで観光旅行のつもりで参加した
「人間の盾」ツアーのぼっちゃんじょうちゃんのうちの誰かだったら、
補償問題問われたら、もう一家心中か離散でしょう。
不幸中の幸いで本当に良かったですね。

レオタード王国情報相モハメド・アイード・アル・サハフ
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5/2分として 「女王からサダムへ」

レオタード王国国営ラジオ「ニュースの林」

私は元イラク情報相現在レオタード王国情報相モハメド・アイード・アル・サハフです。
現在滞在中の
レオタード王国で情報相として報道を担当することとなりました。
と、私が申し上げても信用なさらない方がいらっしゃるかもしれませんが、
そういう方はどうぞ、スイッチをお切り下さい。
この放送をお聞きの方は私が正真正銘の元イラク情報相モハメド・アイード・アル・サハフ
であることをおわかりだと思います。
放送をお聞きの方の中には、なぜテレビに顔を出さないというお声もおありでしょう。
ストリップでも最初から脱いだりしないのと同様、私も初回から顔を出したりいたしません。
なにも出し惜しみをしているわけではなく、
グリーンのベレー帽が新宿1丁目の
仲野ドライクリーニングから戻ってきたらさっそく映像でも登場いたします。
帽子ならなんでもいいというわけではなく、皆さんが期待なさっているのは私のあの
グリーンのフェルト帽でしょう。
私が他の帽子で登場したら、さっそくブーイングでしょう。
抗議のメールやFAXがたくさん来ることがわかっていますので、あえて、
ラジオにいたしました。
最近の商店街は大型連休とかいって1週間休みますから、帽子は今、私の手元にないのです。
レオタード王国の女王は洗濯機でそのまま洗えるものが嫌いで、ドライクリーニングに出さないと洗えない衣類だけが大好きなので、なんでもすぐに仲野ドライクリーニングに出すのです。
私のグリーンの帽子など最初から言われました、
素敵だけれど、臭いの嫌いよと。
私はすぐにドライクリーニングに出してもらいました。
さて、本日はレオタード王国の女王がアルジャジーラ向きに声明を発表しました
ことを伝えます。
それは以下のような内容です。
イラクのサダム様、
私はレオタード王国の女王です。
お元気とのこと大変嬉しく思います。
どれほどあなた様の身の上を案じておりましたでしょうか。
アメリカ軍戦車があの銅像を倒した日以来、私の心は重く沈んでおりました。
ご存命の朗報は大変嬉しゅうございますが、
しかし、サダム様、
どうぞ、72時間以内に演説するなどという危ないことはおっしゃらないで下さい。
ハイエナを挑発するような行動はしばらく謹んで下さい。
お命を大切にして下さい。
その大切なお命はサダム様おひとりのものではございません。
世界のサダム様の信奉者みなのものでございます。
サダム様は文化を教育、芸術を大切になさり、30年間かけてイラクを中東でもっとも栄えた
国にしましたが、文化や歴史を理解しない野蛮人のアメリカはそれを数時間で破壊しました。
サダム様の
美しいトイレットのご趣味家具調度品の数々、世界のどの王侯貴族をお招きになられても満足していただけることでしょう。
美しい芸術品である宮殿やクリスタルのシャンデリアを破壊するのは、日頃から高級品を見たことのない貧乏人の米兵ならではの行動です。
そのような蛮行が正義の名の下にまかりとおる今の世界で、万一サダム様がハーグで裁かれるような不名誉を見たくございません。
ハーグで裁かれるのは、ブッシュ親子です。
イラク戦争に反対した心美しいドビルパン氏、シラク氏のフランスは今、大変ないじめにあっています。
どうして正義を貫いた高潔な人々が、殺し屋集団アメリカによって苦しまなくてはならないのですか。これが今の国際政治なのです。
正しいことを言う人が抹殺され、憎まれっ子ブッシュが世にはばかり、こわくて誰も反対できないのです。
サダム様は堂々と反米を表明し、大国アメリカに立ち向かいました。
日本もかつてそうでした。
小さいけれど大きなアメリカに立ち向かったのです。
その勇気、その心意気をアラブ人は評価してくれますが、今の日本はアメリカのポチです。
ですから、レオタード王国は、イラク、キューバ、シリア、パレスチナ、イラン、マレーシア、
アフガニスタン、フランス、ドイツ、ロシアと同盟関係を結び、世界の平和に貢献しようとしております。
私たちの国は小さいですが、その歴史はアメリカなど足下にもおよびません。
レオタード王国はプトレマイオス王朝の直系なのです。
アメリカなど2千頁ほどある我が国の歴史の本の最後の2,3行にしか出てこない後進国です。
歴史と伝統、高い文明を誇る我々はアメリカよりはるかに上の存在なのですから、
あんな国を相手にするのは今はやめましょう。
サダム様、どうぞ、ここはひとつ私のお願いを聞き入れて、決して危ない真似をなさらないで
下さい。
あなた様がイラクを統治なさっていた間にアメリカでは何人の男が大統領を務めましたか。
日本では何人の総理大臣が次々と登場しましたか。

バグダッドこそ永遠の都です。

イラクの方がアメリカより偉い。
これは全世界が知っていることです。
ですから、あと少しの間、なりをひそめていて下さい。
レオタード王国の女王のお願いを聞いていただけますか。
アラブの男性にとり、誇りは命よりも大切なものだということはわかります。
しかし、命の方がもっと大切です。
レオタード王国宰相ポチョムキンに必ず殿下をお迎えに行かせますので、いましばらく
お待ちいただけませんでしょうか。
誇りあるサダム様に申し上げるのもつらいのですが、髭をお剃りになり、イガグリ坊主のように
バリカンで刈り、ぴんぴんのタワシのような毛を白髪に染め、厚手の眼鏡をかけ、
眉間にしわを寄せる練習をして私からの使者をお待ち下さい。
世を忍ぶ仮の姿のサダム様をきっときっとお助け申し上げます。
レオタード王国には、あなた様を慕う者たちが大勢おおります。
先週王国で開催された人気投票でもサダム様は男性編でマイケル・ジャクソンやディカプリオを抜いて堂々3位にお入りでした。
1位はサハフ様でした。
上位3位のうち2名までイラク人が占めるとは、本当におどろくべきことです。
2位ですか。それはにゃんぐ殿下でございます。
むろん票操作など一切いたしておりません。
テキサス人もフロリダ人も当王国にはひとりもいないからです。
サダム様、世界の平和を望む小さな王国の女王からのお願いでございます。
サダム様は、諸悪の根源悪の帝国のアメリカに立ち向かった反米のシンボルです。
サダム様は私たちにとりましていついつまでも英雄でいらっしゃいます。
どうか、お命を大切になさって下さい。
アッラーは偉大なり、サダム様よ是非ご無事で、
イラクは永遠なり、チグリス河よ、とうとうと流れよ!
      レオタード王国女王
       クレオパトラ・マリカ・ワタオロヴナ・プトレマイオス」
レオタード王国の女王による以上の声明は、アルジャジーラで全世界に向けて
放送されましたことは、私が言っているのですから真実です。
             レオタード王国情報相モハメド・アイード・アル・サハフ
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あまりの馬鹿らしさに次の回を読む気のない方はお読みいただくなくて結構です。
私はこれまでアメリカからさんざん嘘つき呼ばわりをされてきました。
私が言うことが嘘だというのなら、誰が言っていることが本当なのですか。
少ない投票数で大統領選に敗れたにもかかわらずホワイト・ハウスにいる男に、なぜ私が嘘つき呼ばわりされなくてはならないのですか。
クェート大使の娘に演技させたアメリカの報道を信じますか。
それとも私の言うことを信じますか。
人は信じたいものを信じるのです。
情報の内容ではありません。
誰が言ったかで信じるのです。
私を信じるあなたのために、私は天から授かった情報相としての任務をまっとうします。
人類の宝、イラクに神のご加護がありますように!
我が祖国、イラク万歳!

                   レオタード王国情報相
                  モハメド・アイード・アル・サハフ
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5/1 「報道機関編」
私はイラクで情報相をしていた時、私の一挙一同に世界中が注目し、
私のひとことひとことを世界の元首、秘密警察、政敵、民衆らが聞き耳を立てていました。
私がひとことでもなにかを言おうものなら、次の瞬間には地球の裏側で
私が言った言葉がジョークとなって飛び交っていたのです。
私はうかつにものが言えませんでした。
万一嘘でも言おうものなら、世界が私を嘘つき呼ばわりするからです。
私はいつも言葉を選んで、真実だけを伝えてきました。
ですから私の報道はいつも信憑性があったのです。

「バグダッドにアメリカ兵はひとりもいない」発言は伝説的とも言える愛国的発言として
イラク国民そして平和を愛する世界市民の心にいつまでも刻まれることでしょう。
私は、自分のひとことが多くの人々を右往左往させることを知っています。
ですから、レオタード王国では、ごくささやか報道番組を担当することにいたしました。
海外の提携メディアもアルジャジーラのみです。
レオタード王国放送局は女王の友人の日本国民放のADさんたちが、非番の時に代わる代わる
来訪しては、撮りだめしたものを放送しています。
番組編成はにゃんぐ殿下が無邪気に自然とたわむれるご成長の模様をBGMにのせて放送する
皇室アルバム風のものが多く、それは祖国のサダム版皇室アルバムを思い出させました。
どこの国にもこの手のものはあるものです。
また、わが祖国と共通する点は、古代世界の素晴らしさを紹介する番組も数多く放送されている点です。
あまりに古代世界の建築や美術を見過ぎて、自分が何時代に生きているのかわからない国民も多数いるように見受けられます。
レオタード王国は民主国家ではなく王国のため、これまで報道番組というものは存在しませんでした。
女王がおふれを出す時は、レオタード王国宰相ポチョムキンがパソコンからひとこと発するだけで、すべての国民に伝達できていました。
また、レオタード王国のホームページは特殊な方法でしか見られないしくみになっているため、
国民と認められた人しかアクセスできませんでした。
入国画面にしかけがあったのです。
その画面は一見鏡のように見えました。
心の汚い人やレオタード王国の存在に意義や苦情を唱えそうな人が画面の鏡に顔を
写すと、自分の不平不満苦情罵倒などが全部反射して自分にふりかかり、鏡の中に
入って行かれないしくみになっていたのです。
ですから海外の諜報機関や口しうるさい裏ネットオタクなどもこの段階でほとんど撃退できましたので、天真爛漫で純粋な心を持つ人だけが入国を許されました。
子供や動物、また大人でも純粋な心の持ち主は、鏡の中の道をなんなく見つけて、入国できる
しくみは法務局東京入国管理局からも絶賛され、水際作戦に使用したいのでノウハウを教えて欲しいとの正式な問い合わせが何度もありましたのが納得できます。
レオタード王国の女王は常に大国に踏みにじられている弱い者の味方ですから、
王国には我が国の多くの同朋やパレスチナ人をはじめとして、ローマ帝国やローマ法王庁、
英国王室やスペイン王室、そしてアメリカや赤軍、原爆水爆パナーム弾のもとで苦しんだ多くの人々が入国し、生活を楽しんでいました。
そのような特殊な国からの放送ですので、すべての人々が私のニュースを受信できるわけではありません。
私の声が聞こえる人だけが明日からスタートする番組「ニュースの林」を受信できます。
私の口から出るニュースはすべて真実のみです。  

                            元イラク情報相現在レオタード王国情報相

                                モハメド・アイード・アル・サハフ
つづく
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4/30 「王国の生活」
2日目の朝、私は早起きをして、ゆかたのままよく手入れされた庭園に出てみました。
朝風呂の後の体に心地よい初夏の風が私を包み込みました。
朝に晩に必ずお風呂に浸かる、シャワーではなくお風呂に浸かるというレオタード王国の
習慣はすっかり私をとりこにしました。
祖国にいた時は考えもしなかったことです。
日本庭園の池のそばに、金髪の少年が立っていました。
「おはよう」
と私が声をかけると、
「おはようでございますにゃん」
と言って向き直ったのは、二本足で立つ輝くような金髪の猫でした。
ビロードの服に、袖、襟、胸にフリルのついたおブラウス、今まさに、小公子の本から
飛び出してきたようないでたちは、にゃんぐ殿下だったのです。
「ぼくのおかあさんが喜んでにゃん」
にゃんぐ殿下はまぶしそうな瞳で私を見つめました。
鼻筋のとおった美しい顔立ちの利口そうな少年でした。
ぼくとお話しできるのは、最初からぼくに対等な人間の言葉で話しかけて来た人だけにゃん。
だからぼくは、サーさんとお話しできるにゃん。
もし、にゃん、にゃんとか、プシプシとか呼ばれたらぼくも、ニャーと
猫語で反応するにゃん。
ぼくは相手によって言葉を選ぶにゃん」
私は思わずにゃんぐ殿下のやわらかな白い手と固い握手を交わしていました。
ピンクの肉球がひったりと私のてのひらに吸い付く気持ちのいい握手でした。
ぼくは、相手によって姿も選ぶにゃん。
サーさんはぼくをレオタード王国国連大使にゃんぐ殿下として見てくれているから
ぼくはそれにふさわしい小公子で登場したにゃん、でもぼくを猫としてしか見ない人の前には
普通の猫の姿で現れて、目の前で思いっきりふて寝するにゃん」
「にゃんぐ殿下、あなたは素晴らしい真実を教えてくれました」
感動のあまり私はにゃんぐ殿下のやわらかい手を両手で強くはさんでいました。
「ぼくはおかあさんの前だと、いつも人間の子供の姿にゃん。
それはおかあさんがぼくのことを本当の人間の子供としてかわいがってくれるからにゃん。
おかあさんはぼくが大好きで、ぼくもおかあさんが一番大好きにゃん」
そう言ってにゃんぐ殿下は、無邪気蝶々を追いかけながら走って行きました。
なんというさわやかな1日のはじまりでしょう。
執務室に入ると、ピンク・ドレスのレオタードの女王以下王国閣僚が
微笑んでいました。
「女王、今日はまた一段とお美しい」
「閣下が目の前においでになるからですわ」
「朝のピンクは女王をバラの花に変える」
「イラク人は中東のイタリア人ですね」
「そう言われることがイラク男の自慢です」
「最高、ハビビ(ダーリン)」
朝から女王に抱きつかれてしまいました。
人の前でも平気で抱きつく、誰も止めない、
そういうことがレオタード王国で自然に行われているのは
素晴らしいことです。
今日の私の仕事は、頬にキスマークをつけたまま始まりました。
そういうものはあえて拭かないで、そのままにしておくのが
紳士の流儀というものです。
女の人の戦利品の役を演じてあげるのは、男の余裕です。
昼食時に他の閣僚たちにからかわれましたが、
I'm a marked man!"
と言ってウインクをしました。
戦争ですっかり忘れていた人間的な感情がだんだん私の中で回復して
きたようです。
祖国を離れてはじめて私はイラク人同朋と言葉を交わしました。
在日イラク大使館に電話を入れたのです。
むろん偽名で、声色を使いました。
アンマンで商店を営んでいるイラク人のマハムードだが、
ドイツ人の妻と日本に来たのだが、新聞「バベル」をたくさん持って
来たので、在日イラク人の同朋に読ませてやりたいと言いました。
すると、「バベル」たくさんあるのか、読みたい、読ませてくれ、
どこにいる、と言われましたので、明日から日本全国を観光旅行するので、東京へ戻ったら
また連絡をすると言ってとりあえず切りました。
私が新宿御苑にいることを知ったらここからわずか15分のところにいる大使館の
同朋は理由を根堀り葉掘り聞くでしょう。
現在はレオタード王国の情報相となっていることを説明してもきっとわかってくれないでしょう。
私が根も葉もない嘘を言っていると思うでしょう。
いいえ、とんでもない、見えていない人がわかっていないだけなのです。
見えている私ははっきり言います。
私は現在レオタード王国に滞在しております。
これからレオタード王国の閣僚会議に出席しますのでこれにて失礼。
あなたは、私が見ているものが見えますね。 
 
                             元イラク情報相現在レオタード王国情報相
                                     モハメド・アイード・アル・サハフ

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4/29 「王国の1日目」
朝靄の砂漠の中に1本、また1本とナツメヤシの木が見えてきました。
そして、家畜が列をなして移動しているのが遠くに見えます。
ナツメヤシの数が多くなってきました。
民家も点在しています。
そして、雄大なるユーフラテス河が目の前に広がりました。
母なるユーフラテスのほとりには生命が溢れています。
ああ、ユーフラテスの朝はなんと美しいのだろう、私の故郷、私のイラク、私の誇り!
その時、小鳥のさえずりで私は目を覚ましました。
私はどこにいるのだろうか。
ここ数日間の行動が自分でもよく把握できませんでした。
夢と言えば夢のような、しかし、現実と言えば現実のようでもあります。
寝床の脇にメモとソニーのMDプレーヤーが置いてありました。
「サハフ閣下、おはようございます。
本来はレオタード王国国立交響楽団がお目覚めの音楽を演奏すべきところなのですが、あいにく
みなサラリーマン・ミュージシャンのため、昼間は、日本国へ出稼ぎに行き、日本時間のアフターファイブに新宿御苑が閉館してからがレオタード王国交響楽団員の出勤しますので、音楽をお楽しみの場合は、このMDをご使用下さい。
閣下が好きそうなベリーダンスの音楽コレクションの他、シャンソン、スタンダート・ジャズ、クラシック、イージーリスニングなどを取りそろえておきました。 
朝食の後、レオタード王国情報相としての第1日目のお仕事が開始します。
まずは、朝風呂をお楽しみ下さい。女王」と手書きのメモが添えてあります。
女王の迎賓館のお風呂場は、箱根小涌園や栃木のアクアビーナスを少々コンパクトにした感じで、檜風呂、柑橘風呂、硫黄温泉、ジャスミン湯、泥湯、塩温泉そして冷水の浴槽がありました。
朝から湯船に浸かり、夜また浸かり、仕上げに冷水を浴びることで美しい肌を保つと、お風呂場の入り口にご丁寧にアラビア語で書かれていましたので私はそのホスピタリティーを嬉しく思いながら、素直に従いました。
英語が通じる私になんでわざわざアラビア語かいなと思ったのですが、お風呂から出た私は、浴衣姿のままいきなり大勢の小さい子供たちに囲まれました。
新宿1丁目界隈の幼稚園の園児たちが、先生に連れられて新宿御苑にお散歩に来ていたのだと思います。子供たちは私に抱きついたり、浴衣の前をはいだり、私をもみくちゃにしながら、
「ハビビ、サハフ、サラーム・アレイクム、ショクラン、アホバック!!」
と巧みなアラビア語で歌を歌ってくれした。
私は感動でいっぱいになり思わず涙がでました。
この小さな子供たちには私の存在が見えるのです。心のきれいな子供たちには浴衣を着た私の姿がはっきりと見えているのです。
私は小さい子供たちを抱き上げてほうずりをしました。
みんな自分が抱っこしてほしいものだから、きゃあきゃあ騒いでいました。
子供はなんとかわいいのでしょう。
「お名前はなーに」と聞くと、「五右衛門」、「雅子」、「真紀子」、「宗男」などかわいい声で答えるのです。
子供たちと話す時は私の口からは自然と日本語が流れていました。
子供や動物や植物など本当に純粋な存在と向き合うと、言語を超えたコミュニけーションが可能になるものです。
これらの子供たちも大人になると私の姿が見えなくなったり、私の声が聞こえなくなったり、私の言ったことを信じなくなったり、私を嘘つきと呼ぶのでしょうか。
朝食のあと、女王の執務室に入ると、女王、ポチョムキン、冥界のろーちゃん、国連大使にゃんぐ殿下、女官の安津子、元米兵サントス、金髪親衛隊リヒャルト、アフリカ支局長ンガンベ、元カーゲーベーのピョートル大将、剥製猫のきゃんなど王国の重要人物が集まっていました。
「サハフ閣下、おはようございます。
よくお休みになれましたでしょうか。こちらが閣下の執務室でございます」
と挨拶され、隣の扉へ案内されました。
書道の名人が書いた「情報相サハフ閣下執務室」と書かれた真新しい表札は重々しく、ゲイジュツはすごーい、チャイニーズ漢字はかっこいいというのが私の印象でした。
部屋へ入るとまず私用のパソコンが目に入りました。
ソニーのバイオです。
「いろいろおもしろそうなソフトいっぱい搭載してしまいましたから、少し重いかもしれません。
そのうちご不要なソフトをはずしていきますので、まずはお試し下さい」と言われました。
アルジャジーラのサイトへアクセスするなり、私は時の経つのも忘れ、昼ご飯を食べるのも忘れてひたすらここ数日及び、開戦当時からこれまでの世界のニュース報道をくまなくチェックしはじめました。
もちろんwww.weloveiraqiinformationminister.comにもアクセスしました。
私は水を得た魚のようにニュースの海に浸かり、世界のさまざまな誤報道を苦々しく思いながらも、真実を伝えていく自分の使命の重さをかみしめながら、嘘ニュースの嵐の中に立ちすくんでいました。
気がつくとすでに1日が終了してしまっていました。
どうぞ、皆さん、嘘のニュースを簡単に信じない下さい。
人間はとかく文字で書かれたものを信用する傾向があります。
しかし、私が語る言葉、それが真実なのです。                                レオタード王国情報相執務室にて              モハメド・アイード・アル・サハフ
つづく
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4/28 「最初の夜」
なつかしいメロディーが聞こえてきました。私の故郷の音楽です。
レオタード王国国立交響楽団によるイラクの国歌が演奏され、イラクの国旗がレオタード王国の国旗と並んで掲揚されました。
すると「we love Iraq!, we love Iraq!」という声の波と共に、手に「サハフ情報相、お帰りなさい!」とか「サハフ情報相ファンクラブ一同」とか「真実を愛する男、サハフは我らの誇り」とか書かれたプラカードを手にした元「人間の盾」のぼっちゃん、じょうちゃんたちが灯籠の間から走り出てきたのです。
「ご無事でなにより!」、「お待ちしておりました!」、「竜宮城へようこそ!」など口々に叫びながら私を囲んだのです。
「いかがですか、その後、バグダッドの様子は」とそのうちの一人が聞いてきたので、
「バグダッドには一人も米兵はいない」と言うと、きゃーと言ってみんなで私を胴上げしたのです。
「ほんとに、もう、お茶目なんだから」と私に慣れ慣れしく抱きついてキスをする女性がいるわ、失神する女性もでるわで、ほんの2日前に決死の覚悟でイラク・シリア国境を越えた自分には信じられない盛り上がりかたでした。
「本来でしたらレオタード王国国立舞踊団が、武富士、川の流れ、アラビアン・ナイト、忠義桜、サンバ・パレードをメドレーでご覧に入れたいのですが、閣下も長旅でお疲れのようですので、こちらの迎賓館へどうぞと建物へ案内されました。
「これはフランスのベルサイユ宮殿を模して造ったもので、警備は日本の警視庁に依頼してあります。もとは赤坂離宮と呼ばれていましたが現在ではすっかり模様替えしております。リニューアル・オープン後最初にご宿泊さなったのは当時の米国大統領フォード氏でした」などと説明を受けながら中に入り、登別温泉の素と書かれた粉を入れた湯船で入浴してから、いよいよ食事になりました。
茶碗蒸し、エスカルゴ、鶏肉とカシューナッツの炒め物、フカヒレスープ、甘エビのおさしみ、クスクス、カルビー、シシカバブ、イタリアン・サラダ、生ハムとメロン、はまぐり焼き、ゴート・チーズ&クラッカー、プレッツェルなどが、たくさんの小さなお皿に乗って目の前のベルトコンベアーの上を回りはじめました。
これは回転グルメといってレオタード王国の定番の食事だそうです。ベルトコンベアーの上に欲しい物がない場合は、なかのシェフに頼んで、「かっぱ」とか「パスタ1丁」とか「シーフード入りビーフン」とか言えばつくってくれるそうです。
食後、アラビア絨毯の敷かれた広い部屋でくつろいでいると、スリランカ人と思われる男が二人でぐるぐるに巻いた絨毯を私の足もとに持って来て、そのまま去って行きました。
こんなに何枚も絨毯がある部屋にもう一枚来たとばかりにその絨毯の端を持って、中のデザインを見ようとしてぐるぐる巻きの絨毯を広げようとしますと、絨毯がごろごろと回転し、中からクレオパトラが登場したのです。
「女王、まだ生きておいでだったのですか。プトレマイオス王朝はとうに滅びたのですよ」
「はい、存じております。私はその生まれ変わり、レオタード王国の女王でございます」
「おお、あなたがレオタード王国の女王」
「はい、さようでございます、元イラク情報相サハフ閣下、レオタード王国へよくおいでになりました」
「このたびはお招き光栄のいたりです」
「ファンなら当然のことでございます。情報省前での閣下のお姿、毎日拝見しておりまして、これはすぐに手を打たなければ大変なことになると思い、ポチョムキンをイラクへ遣わしたのです」
「お心に感謝いたします」
「お礼をもうしあげるのは私の方でございます。閣下がこちらへおいで下さるご決心をなさいましたことが私をどれほど喜こばせましたか、ご想像になれますか」
「身に余るお言葉です。これまでに多くの国を見てまいりましたが、レオタード王国は不思議な国ですね」
この王国は心の清い者の目にしか見えないのです。平和、愛、自然、宇宙、動物、子供、芸術、そしてレオタードが好きな者の心の中にのみ存在するのがこのレオタード王国なのです。
邪悪な心の者には存在しない王国なのです

「なんですって。レオタード王国についてもっと質問させて下さい」
「いいえ、質問はなさらないで。今夜はこれにて失礼いたします」
「え、今お会いしたばかりなのに」
「お休みなさい。ごゆっくりお休み遊ばせ」
「女王、お待ち下さい」と私は叫んだのですが、レオタード王国の女王は、風のように去っていったのです。
これが私のレオタード王国入国1日目のご報告です。
私は真実のみを述べています。              
                               モハメド・アイード・アル・サハフ
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4/27 「王国到着編」
KLMオランダ航空の機上の人となった私はここ数ヶ月の緊張が一気に解け、爆睡してしまいましたので映画を楽しむ暇もありませんでした。
東京へのルートはたくさんあるのですが、アエロフロートはごはんがまずい、エジプト航空はトイレが汚い、トルコ航空は以前レオタード王国の乃木猫姫が食中毒になって吐いた、マレーシア航空はクアラルンプールから伝染病患者が乗り込んで来る危険があるなどの理由に加え、ノースウェストと提携関係にあるKLMはマイレージがためやすいのでアムステルダムとなったわけです。
なんなく成田で入国手続きをすませた私は、ポチョムキンとともに、空港玄関で待ちかまえていたレオタード王国の青色ナンバー公用車で王国へと向かいました。
車内で聞いたニュースでは、「イラク情報相モハメド・アイード・アル・サハフ氏、バグダッドの自宅でピストル自殺」と言っていました。姿かたちから察すると、私の忠実な部下アル・ハサン・アルバーニが命を賭けて私を救ってくれたのです。神のご加護がありますように。
征服者に対する最大の抵抗は、むこうが手に入れたいと思っている人物を手に入れさせないことです。
クレオパトラはオクタビアンの手に落ちて戦利品としてローマでの凱旋パレードの際にさらし者にされるくらいならと毒蛇に胸を噛ませたではありませんか。クレオパトラの死後、女王を発見したオクタビアンは悔しがりました。
アフガニスタンの時にリトル・ブッシュはオサマ・ビンラディンを逃しました。
私は誇りあるイラク人の男ですから、絶対にリトル・ブッシュの戦利品になりたくなかったのです。名誉ある死、さもなくば、亡命を考えていました。かくして、私はレオタード王国に国賓として招かれましたので、今回ヤツは私を手に入れられませんでした。
気の毒だったね、ブッシュ君、は、は、は。
レオタード王国が見えてきました。
ここは新宿御苑といって昼間は環境省管轄の国民公園なのですが、午後4時45分の閉館時間を過ぎると、幻のレオタード王国が突如として浮かび上がると宰相ポチョムキンが説明をしてくれました。
回りをビルに囲まれたレオタード王国の広大な大自然はまるでニューヨークのセントラル・パークのようですが、一番大きな違いは、夜中のレオタード王国の敷地内には何人たりともジョッキングで通り過ぎたり、レイプ事件が起きたり、麻薬取引が行われたり、散歩の犬に糞尿をさせたりがないとのことです。いよいよ私の情報相としての第二の人生がはじまる時です。
レオタードの女王はすでにレオタード王国国営放送の連続ニュース番組「サハフ情報相:ニュースの林」という番組を用意して、アルジャジーラとも提携して、アラビア語でも同時放送するとのことです。私はポチョムキンに招き入れられるままに、両側に灯籠のある玉じゃりを歩いて行きました。
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4/26 「イラク脱出編」
まず、なぜ私が今、レオタード王国にいるかをご説明しないといけません。
情報省前で最後の報道を終えた後、私は家路へ急ぎました。
以前から決心していたことを実行しようとしたのです。
妻とは数年前に離縁し、子供たちも海外の学校へ行かせていたため、私は家政婦、下男、護衛の親衛隊員たちと生活をしていました。
その日、私が家路へ着くと、口ひげのりりしい見なれぬ客人が立っていました。
「閣下、お迎えに参りました。安全なところへお連れいたします」
出された名刺にはレオタード王国宰相ポチョムキンと書かれていました。
ああ、あの数々の激戦を戦い抜き、ロマノフ王朝の偉大なドイツ人女王エカテリーナ2世の愛人かつブレイン、今ではレオタード王国で宰相を努めていると風の噂で聞いたポチョムキンが、目の前に立っていたのです。
「閣下、どうぞ、お急ぎ下さい」
私は車に乗せられました。シリアの国境に到着するまでに私は、ラコステのポロシャツ、チノパンにスニーカー、首からカメラ、ビデオ、金髪のチョビ髭、茶髪のなんでもないフツーのガイジンのようになってバックパックを背負っていました。
出国の時、国境で見せたビザには「人間の盾」と書かれていました。
私は浄水場を守っていたどこかの国の「人間の盾」のパスポートで出国してしたのです。
行き先はもちろん、砂漠の女王の待つレオタード王国です。

元イラク情報相現在レオタード王国情報相
                       モハメド・アイード・アル・サハフ 4/26

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「サハフ情報相:ニュースの林」
コメント:
私はアメリカをはじめ、世界中にファンクラブがあり、アメリカのファンの筆頭は
リトル・ブッシュで、ヤツは会議の途中でも私がテレビに出ると会議をほったらかしで、
もう私に夢中でした。
それなら戦争するなって、本当に世の中には本音と建て前が違う人がいるものです。
カリフォルニア州グレンデールの高級住宅街の有閑マダムなんか、私を夏の休暇に
招待したいと言って聞かないのですが、夏はすでにスイスのグリュイエールに
先約がありますので、この夏は牧歌的な雰囲気の中で過ごそうと考えております。 
私は真実のみを述べています。   元イラク情報相現在レオタード王国情報相
                       モハメド・アイード・アル・サハフ 4/26

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親愛なる日本のみなさん、

イラクが大好き人間にとって、おもしろくないニュースばかりが続くので、寂しい日々を
お送りの方も多いかと思います。
そんなあなたにグッド・ニュース!
あなたが聞きたいと思っていたイラク情報及び世界のニュースを、私、サハフ情報相が伝えます。
「え、あの方お亡くなりではなかったの、米軍に拘束されているのではないの」」
一般にはそう思われておりますが、実は、あれは世の中を欺くための偽情報で、
自殺をしたのは
私の影武者で、アル・ハサン・アルバーニという男で、米軍が拘束中の男は、
アル・ラシード・カッサブです。
私が真実をお話しているにもかかわらず、それでもみなさんは、西側の通信社から発表された
嘘のニュースを信じますか。
どちらを信じるのもあなたの自由です。
私が本当にお話ししたい相手、それは、私の言うことを信じてくれるあなたなのです。

                       元イラク情報相現在レオタード王国情報相
                                 モハメド・アイード・アル・サハフ
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あまりの馬鹿らしさに次の回を読む気のない方はお読みいただくなくて結構ですということは、
すでに最初から申し上げております。
そこにいるあなた、文句たらたら、馬鹿らしいだなんだと苦情をおっしゃるのでしたら、
次回からもう、このサイトへはおいでにならないで下さい。
ここはレオタード王国です。自分から望んで入国し、王国内で行動する方のための王国です。
文句を言ってまでご来訪なさる必要はありません。
日本国などは、やれ民主主義だ、言論の自由の保障だといいつつも、不満分子やシラケ人間で
いっぱいのどうしようもない社会ですが、ここレオタード王国は、国民が自分の意志で入国し、
王国の規律を十分理解したうえで滞在していますので、文句を言いながらも国内に滞在するわけではないのです。
王国と国民の関係はちょうど、男女の恋愛関係に似ています。
嫌いだったら別れればいいのです。
嫌いなのに離婚しないで、我慢している夫婦は見ていて気の毒だし、自分たちも苦しいでしょう。
人間は、自分が好きな場所で好きな人といる自由がありますから、私の話を聞きたい人だけ
この放送をお聞きください。

                      レオタード王国情報省直属国営放送局 


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