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猫にもわかる質問とお答え:

日頃から聞きたいにゃと思っていたことを、
「素朴な質問ですまないにゃん」
とおてまぎ書いたら、アクトさんというやさしいおねえさんがお答え送ってくれたにゃん。

にゃんぐさん
アクトさん 

わからない事もありますが、
できるだけ答えさせてもらいます」
猫の質問1:
 復興費用は、破壊した人が負担するのが当然だと思うけれど、どうして、そうならないにゃんか。
  
猫の質問2:
ベルギーが戦争犯罪人を提訴する法律を変えたため、世界で、
ブッシュを裁ける人は誰もいなくなってしまったにゃんか。

 
アクトさんのお答え:

今回の戦争はアメリカ、イギリスなどがイラクをはじめ
中東の石油市場をねらっておこなった戦争だと私たちは考えています。
つまりはじめから、人のものを強奪するということが出発点にあるということで、強盗が押し、入った家でけがさせたり壊したりしても自分から弁償しようとはしないのと同じことだと思います。
ただ米英軍の場合、強盗であるにもかかわらず 「自分たちが世界の警察だ」といっていて、
どの国もそれをとがめられないので、野放しになっていてより悪質ですが。

ぼくのおかあさんに、言いつけるにゃん。
              にゃんぐさん
アクトさんお答え:
ベルギーの「修正人道違反法」(または修正ジェノサイド法)では国家元首級の人物は訴訟を免れるとしています。
しかし任期以後は可能であるとされ、過去にさかのぼっての訴追も可能だとされています。
このことから、訴訟をおこすことは不可能ではないと思いますし、現に父親の方のブッシュ元大統領やチェイニー副大統領は湾岸戦争の時の行為で訴訟されているし、今回のイラク戦争の指揮を執ったフランクス司令官もベルギー医  師団から訴えられています。
しかし仮に有罪宣告されたとしても、ベルギーの政府が外国の閣僚を逮捕する事はできないと、ハーグの国際法廷は決定しました。
やはりこの場合も、今の国連の常任理事国の特権の前に、実効力をもてないということが最大の問題となっていると思います。

にゃんぐさん、わかりましたか。

わかったにゃん、ありがとうにゃん、アクトさん。
                  にゃんぐさん 7/19
猫の質問3:

アメリカ軍兵士が略奪した、サダム国際空港の免税店商品や、アメリカ人報道関係者が盗んだ美術品などは、返還されたにゃんかなー。
気になるにゃー。

猫の質問4:

自衛隊の隊員は、医師や看護士の免許保持者や、土木や電 > 気配線関係の専門化やアラビア語の専門家で構成されてるにゃんか。
それとも、特殊技能を何も持たない、ただの隊員の「にいちゃんたち」にゃんか。
アクトさんお答え:
 ごめんなさい詳細はわかりませんでした。引き続きしらべて分かったら、またメールします。

ありがとにゃん。
そんなの、どうやって調べるにゃん。
アクトさんは、すごいにゃん。
          にゃんぐさん

 
猫の質問3の1:
もし、されたとしたら、どうやってわかるのですか。

 
アクトさん答え:
これも上に同じです

 
アクトさんお答え:
今回の派遣は仮に行われれば1000人規模になると言われています。
その中のごく少数の隊員はそうした特殊技能をもっているかも知れませんが、多くは兵站要員として補給、輸送などを任務とすると発表されています。
ただ専門技術をもっている人間が行けばいいとは思いません。
ここからは私的な意見ですが、イラク戦争は侵略戦争だし、占領統治は植民地支配そのものだと思います。
そこへ占領当局の指示下に入って何がしかの活動をするということは、占領へのお手伝いということにしかなりません。仮に非武装の医療支援だけに限定し、自衛隊ではなく民間のNPOなどが行くとしても、占領当局の利害を超えては活動できません。
例えば、イラクの人たちが占領に反対して連日数千人規模でデモ、抗議等していますが、そこで暴動が起こり、イラク市民、占領軍双方に負傷者が出たとしても当局はイラクの人への医療行為を許すとは思えません。
なによりイラクの人々が石油の権益は奪っておいて医療、食料支援はするなんていうことを許すとは思えません。
最優先しないといけないのは、占領軍の撤退と、イラクの人々の自己決定権の確保だとおもいます。 
猫の質問5:

米軍兵が盗んだ物が返還されていなかったとしたら、米政府はどのようにイラクに補償をするにゃんか。または、盗った人の勝ちにゃんか。
猫の質問6:

アメリカ人は、罪なきイラク人たちを捕らえて、耳を切り落としたりしてるにゃん(雑誌「SPA」に書いてある)、どうして、そのような残虐行為が国際法廷で問われないにゃんか。
アクトさんお答え:

 返還されたかどうかは分かりませんが、現在イラクは米英軍が占領統治し
ていて、イラクの人たちの主権はどこにも保障されていません

つまり文化財などはイラクに返されてもイラクの人のものというふうにはならず、占領当局の管理するものとしかなりません。
これには国際的な批判も高まっていて、アメリカは今必死で、イラクに親米政権をつくってごまかそうとしています。
アフガニスタンにアメリカの石油会社のコンサルタントをしていたカルザイを首相に置いたのと同じ手口です。
 乱暴な言い方をすれば言われるとおりで、アメリカという国そのものが盗ったもの勝ちをしているんだとおもいます。
にゃんぐさん、理解できましたか。
アクトさんお答え:

国連が定める国際法廷はハーグにありますが、国際戦犯を裁くための法廷は特別法廷になっていて、設置するかどうかの判断は、国連安全保障理事会が決定します。
そしてアメリカを始めとした常任理事国は決議への拒否権を持っていて、自国の都合で安保理の決定を覆すことが出来ます
現在の国連のあり方では、常任理事国に対しては何一つ強制力を発揮できないということです。
仮に残虐行為をした個人だけを問題にするにしても、常任理事国が合意しないとできないことから米軍兵士を訴追するのはきわめて困難だと思います。
ただ、強制力を発揮しない国際戦犯法廷は、国際法廷の判事なども参加する形で開かれていて、旧日本軍や昭和天皇の戦争犯罪に対して有罪が宣告されたりしています。
こうした努力が現行の不平等な制度に取って代わるかどうかは、こうした取り組みに関心を寄せる人の数が拡大していくかどうかに大きく左右されると思います。    
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